昨日、流山商工会議所 青年部にてディベート研修を開催させて頂きました。
ほとんどの参加者がディベート未経験ということで、研修のポイントをどこに置くかに悩みました。
ディベートのルール、立論、反駁(はんばく)、最終弁論の役割、テーマ選定、事前調査。
いろいろと個人的な考えもありましたが、最終的には青年部からの要望を重視して内容をつめました。
目標の中に、ディベートを通じて論理的な考え方を身につけるという成果に
、クライアントの意向に出来るだけ応えるということを追加したからです。

結果として、研修は大いに盛り上がりました。
参加した皆様のスキルが高くて、テーマを発表してから3分で立論という驚異的なスピードで
展開するディベートにも関わらず、活発な意見が交わされました。
論理的な考え方で相手を説得する体験もできましたし、
何よりも、参加して頂いた皆様に楽しんでもらえて本当に良かったと感じております。
ディベートのテーマの中で一つだけ、
新東京から出させて頂いたものがあります。
それは、「社員は叱って育てるべき!是か非か?」(社員は新卒3年以内、30歳未満に限定)
難しいテーマでしょ(笑)
日本を代表する経営者、渋沢 栄一、松下 幸之助、
今もJALの再生に関わっている稲盛 和夫は叱って社員を育てています。
ただ、実験では叱るよりも褒めるほうが、能力を引き出せるという結果も出ています。
みなさんなら、肯定(叱る)、否定(絶対に叱らない)どちらの立場をとりますか?
立場が決まりましたか?
では、その反対の立場になって下さい。
ディベートの面白いところは、肯定、否定を自分の意思で決められないということです。
自分と反対の立場に立って、論理的に意見を組み立てると、、、、
分かってくるでしょ(笑)、自分と反対の立場に立っている人の考え方が、、、
そう、両者に論理的な意見があるんです。
そんなことに気づかせてくれるのがディベートです。
そして、もうひとつディベートには良いところがあります。
それは、口論にならないことです。
みなさんも機会があれば、是非ディベートを経験してみてください。
SMI公認エイジェンシー 新東京サクセスマネジメント 多田